今更書くこともないですが私はパル工業が発売した1･5号機のニューペガサスがパチスロの中で一番好きな機種であります。数々のパチスロ機がゴトや攻略法が存在し激動の昭和の最後を飾るべくして登場したニューペガサスは致命的な攻略法やゴトが存在せず2005年まで現役でホールで稼動していた名機とも呼べます。

ゲーム性は現在のパチスロとはまったく違う仕様になっており「吸い込み方式」が採用されています。
吸い込み方式とはコインを台が設定した枚数（天井）を入れるまで絶対にボーナスが揃わないシステムになっています。その吸い込み枚数が投入され終わった瞬間にボーナスを揃えられている仕組みになっていて通常中にボーナスの抽選を一切行っていません。
そして、ボーナスをビッグボーナスとレギュラーボーナスの比率は全設定共通の１：１になっています。
ちなみに、通常中の小役成立の払い出しは吸い込み予定枚数を増やすだけなので取りこぼした方が時間効率が良く現在の機種では考えられない仕様となってます。
そしてニューペガサスの最大の売りは「連荘」です。
この吸い込み方式は6段階設定の４つのモードで管理されていて

設定／	エリア１	エリア２	エリア３	エリア４
設定１	1～100	1～300	251～900	851～1600
（選択率）	(33.2%)	(33.4%)	(5.6%)	(27.8%)
設定２	1～100	1～400	351～950	901～1600
（選択率）	(34.0%)	(27.5%)	(27.5%)	(11.0%)
設定３	1～100	1～400	351～850	801～1600
（選択率）	(34.7%)	(32.65%)	(21.75%)	(10.9%)
設定４	1～100	1～400	351～850	801～1700
（選択率）	(34.0%)	(38.5%)	(22.0%)	(5.5%)
設定５	1～100	1～300	251～850	801～1200
（選択率）	(32.0%)	(34.0%)	(22.7%)	(11.3%)
設定６	1～100	1～250	201～400	351～550
（選択率）	(25.5%)	(31.1%)	(24.8%)	(18.6%)

このようになっています。
表を見ても解る様に一番連荘するのは設定４なのです。
そして、１を見る限りではかなりキツイ台に見えてしまいます。
なんせ5回に1回は最大天井のエリア４に行ってしまうわけですからねｗ

そんな台ですが６は550枚と非常に天井が低く２５０Gから３００G以上はまらなければ設定６が確定します。
尚、この吸い込み天井の選択は一発抽選なので非常にギャンブル性が高い物と言えます。
天井の低いエリア１～２を運良く引き続ければ怒涛の連荘が期待できスロッターはこのボーナス終了直後は非常に熱いモノとなったのです。

ニューペガサスの魅力はそれだけじゃなく通常時のリール制御にもあります。
「逆押し」をすることでリールの演出が楽しめます。
ニューペガサスは小役フラグが1種類しかなく小役成立時はどんな小役でも揃ってしまう状態にあります。
そこで逆押しをすることで小役を極力外してボーナスを成立させるのを早めることで早くボーナスを成立させることもできます。
また、予定枚数が完了して小役が「等倍返し」の制御になるとリールが小役テンパイしなくても左リールが滑りチェリーの払い出しが出る制御になります。これでプレイヤーは予定枚数が終わった即ちボーナスが揃ったことを確認でき熱くなれるのです。
この他にも等倍返しのリール制御は素晴らしく右リールにボーナス絵柄が範囲内にあった場合可能な限り滑らせる制御と７を逆ハサミでテンパイする通常2確BIG目等素晴らしい出目演出があるのです。

また、等倍返しで予定枚数よりも多く払い出しを行われた場合その分も吸い込まなければならないので注意が必要です。

またパチスロのボーナスに初めて「音楽」を採用した機種でありノクターンの美しい音楽とデザインの美しさその優雅な音楽に似合わない激しい連荘が多くのファンの心を掴んだと思います。

そこで久々にニューペガサスを一日打ってみる事にしました。
私は、元々データ等をキッチリ取って打つのが嫌いで（決して否定してるわけでは無いです）データはありませんが一日楽しく打つことが出来ました。

獲得枚数　3890枚
BIG回数　23回
REG回数　18回

総回転ゲーム数3491回でした

いつもホールアップさんにはお世話になっています。
これからもよろしくお願いします。

今とは完全に違う熱いゲーム性を堪能できました。