清野静作のライトノベルス作品。
時を操る一族、時載りの少女、箕作リンネが「わくわくするような冒険がしたい」
の一言から物語は始まり物語の語り手の楠本久高と共に冒険をする作品。
現在5作品まで出ていて最後に出たのが2009年7月。
1巻が2007年8月なのでスローペースな作品でもある。
人間界だけではなく時載りの世界も冒険して作品を追うごとにリンネの成長がみられまた周りの環境も人物も同じように成長していく。
キャラも個性的な人物が多く読書狂の遊佐や箕作家の書庫整理のG。時砕きの未到ハルナなどリンネの前に立ち塞がることに手を貸してくれる頼もしい仲間たち。
冒険だけでは無くオークションに出たり個展での出会いや初詣など少年少女にとってはわくわくするようなことも書いてあり作者が人生の半分以上を子供たちとすごすとあるようにモノの表現がとても豊かなのが印象だった。
ノベルスなので読む年代が限られてくると思われがちだがこの作品は読みすいのは確かだけどいかにも「ライトノベル」です!と言った印象は受けなかった。
続編が待ち遠しい作品である。
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